母と私の日記

今年81の母と、もうすぐ50の私は二人で暮らしています。

父のこと

私の父は

平成28年に亡くなりました。

81歳でした。

 

当時他県に住んでいた私ですが

前年末から帰省して

母とともに父を見守りました。

 

父は癌でした。

幸い、近所の病院に緩和病棟があり、

お世話になって安らかに逝きました。

 

その前後を

私はキョウさんと過ごしました。

 

緩和病棟に通いながら、

医療費や葬儀代の工面のため

キョウさんと一緒に銀行に行ったり

各種支払いや

保険の手続きに必要な書類のやり取りをしたり。

これが大変学びになって、

終活に興味を持ち、

終活の民間認定資格なんぞをとったりしました。

そのかたわら

父の病状、母の用事のたびに休みを取ったり

当時の職場に迷惑もかけましたし

普通に仕事に行くことに疲れて

ネットで仕事できひんかなーなんて

私には合わないアホなことを考えていたら

借金が膨らみました。

ただのアホですね(^^)

 

今は地道に体で稼いでいますが。。。

 

キョウさんは

お勤めしたことがありません。

 

何かでお金をもらったことはありますが

結婚前に家業の店を手伝って以来、

専業主婦で

お金の管理も父任せだったので

 

父が危篤になってから

バンザイ状態でした。

 

届いた郵便の封も開けず、私に丸投げ。

 

督促状、請求書、市役所関係。

普通のDMも仕分けできないくらい

キョウさんも疲れていたし

 

普段の水道代ってどれくらいよ?

 

と聞いてもわからない。

 

そんな方なので

私が全部見て、支払いに付き添って、

名義変えて。

 

父もあまりお金を残していかなかったのですが

キョウさんもなにも考えないでお金を使っていたようです。

 

父が死んでしばらくは

私も月に一度実家に帰っていましたが

 

2年目の10月、

突然貯金通帳を出してきました。

残高20万。

 

貯金が減ってきちゃった!

 

年金以外に

毎月7万下ろしてたんです。

 

そら減るでしょ。

で、

手立てはない。

 

で、帰ってきたわけですよ。

私が、実家に。。

(つづく)