母と私の日記

今年81の母と、もうすぐ50の私は二人で暮らしています。

カラフルでいいわぁ

近所で活動するお猫様を餌付けしようと言っていたキョウ様ですが

 

またたびを買ってきた。

 

なんでそうなる??

 

「エサじゃダメってあんた言ってたじゃない」

 

いや、そんなことは言ってない。

カリカリにしてねって言ったつもりだった。

 

ルナさんの続きで、缶詰買ってきそうだったからね。

 

マニキュアとジェルネイルの時もそうだった。

100円ショップにジェルネイル関係のものはないと思っていたが

キョウさんの使っていた除光液が

ジェルネイル用だった。

それが普通のマニキュアも落としたから二度びっくり。。

トップコートも、ジェルネイルだった。

仕上がりが悪いと怒っていたけど、

それはいくら待ってても固まらないよね。

て、

LEDライト当ててもなかなか硬化しなかったけど。

 

コロナが落ち着いてきて再開した麻雀の集まりで

実は愚痴とか悪口ばかり言ってる集団だったらしいんだが

キョウさん疲れると思ってたんだって。

最近小林正観さんの話とか、

いろんなYouTube見て学んでいるようで、

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愚痴泣き言文句は、言わない方がいいし、

言ってる人に同意しなくていいっていう教えを実践してみたら

心が軽くなって、楽しくなって、

何故かパイもいいのが回ってくるようになったんですって。

 

というより

何が来ても

あーらカラフルでいいわぁ

くらいの気持ちでいられるそうだ。

そうすると、パイの切り方も冷静になるようです。

 

だから勝ちが多い。

 

麻雀だけでなく、何があってもね、

カラフルでいいわぁって

思えたらいいですよね。

 

最近の我々は、笑っていることが多い。

 

ルナさんを失って寂しいですが、

 

父の時と同様、やることはやった。という感じはあります。

ルナさん⑤

午後7時半、愛犬が死にました。

 

普通どうするもんなんだろう?

 

我が家では今まで、家で死んだのは二匹くらいのもので、

みんな死ぬ前に脱走してきた。。

恥ずかしながら。

 

決して可愛がらなかったわけではないのだが

(>人<;)

 

脱走したら

動物指導センターに連絡です。

わからなかったら、市役所か警察。

高い確率で保護されていると思います!

 

で、死んだ場合どうするのか?

 

昔は自宅の庭に埋めたりしましたね。

うちはそうでした。

 

今は火葬が主流のようです。

 

近所の愛犬家に聞きましたら、

やっぱりあるんですね、近くのペット火葬場。

 

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そしてやっぱり、認可とか、あるんですね!

てことは無認可もあるのか。。

 

そして電話は23時まで受け付けていた。

 

人間と同じ。いつ死ぬかわからないもんねー。

体重20キロで三万円でした。

 

うちは個別でお願いするつもりはなかったので

 

迎えに来てもらって、

合同火葬の合同埋葬にしました。

 

死んだ翌日、迎えに来てもらいました。

 

近所の方が、コスモスの花束を作って持ってきてくれました。

それを添えて、引き取っていただきました。

 

ありがとう。ルナさん。

 

それから後日、お参りに行きましたが

合同の墓地は可愛いお庭になっていて

 

なんだかルナさん的な証拠もなく

 

なくてもいいんだけどさ。

 

本当にここに、ルナさんはいるのだろうかという感じね。

 

信用してないわけじゃないんだけどさ。

 

そうしてやけにあっさり

逝ってしまったわけですが

 

外に出す時の綱とか

片付けるのにちょっと時間がかかりました。

 

ルナさんが

動物指導センターに保護された時見つからなかった首輪が

 

このあと出てきたんです。

 

キョウさんの洗濯物と一緒になっていたそうで

 

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あらためて父の仏壇にあげてあります。

 

あっちで

父は歴代の犬たちに囲まれているんだろうな。

戌年犬好き。

 

キョウさんは

近所に住み着く4、5匹の猫さんたちの餌を

窓の外に出してみようかと画策し始めました。

 

動物がいないと、

もっと小さいのが来てしまうからねと。

 

ハクビシンとかのことなんでしょうが

 

キョウさん、

ハクビシンもね、

キャットフード好きなんだってよ(o^^o)

 

まあそれも楽しんでみますかね。

 

ルナさん④

元気な頃から、ルナさんは

私とキョウさんを警備している感じでした。

 

私とキョウさんの様子のわかるところに寝転がり、我々がいればいいのだという感じだった。

私が二階にいると、

階段を降りたところにいたり、

リビングのドアを開けたところにいたりする。

開けたらドアがぶつかるのに、

割といつもそこにいるので

私も開ける時そっと小さく開けて、覗くようになった。

 

キョウさんは一階で寝ているのだが

キョウさんが夜更かししていると一声吠えたりした。

早く寝ろと。

 

父もそんなことを言っていたなぁ。

 

ルナさんはじめ、歴代の犬たちは父に可愛がられてきた。

何十年と、家の中に犬がいるのは当たり前だった。

 

でも、家の中でぐったりしている子はいなかったなぁ。

みんな死ぬ前に脱走していた。

それも奇妙といえば奇妙。

外で飼っている子が外で死ぬことはあったけど。

 

動物指導センターから引き取った翌日、

ルナさんを獣医に連れていった。

キョウさんは用事があったので、

私の連れと2人で、毛布のハンモックのまま連れていったのだが

元気な頃なら考えられなかった。

抱っこもさせてくれない子だったので。

 

反抗できないくらい弱っていた。

連れは猫しか飼ったことがなかったが、

犬に好かれる性格らしく

顔を合わせて5分くらいお見合いしたら、

ルナさんは大丈夫と判断してくれたらしい。

連れもすごいし、ルナさんもお任せモードなんだなぁ。

 

獣医さんは前からお世話になっているところだが、

キョウさんが心配して

安楽死の方法なんかを聞いてこいと言っていた、と伝言を伝えたら、鼻で笑っていた。

あ、そこまで心配ないってこと?

でも、もう何でも食べさせてあげてって言ってた。

食べられるかな。

 

帰宅してきたが、

ルナさんはまたじっとしていた。

その夜はよく寝てくれた。

 

その状態で10月11日になった。

父の誕生日だ。

私はまた夜勤明けだったので、

昼前に戻ってきていつものように眠った。

 

夕方7時のご飯なので、

一階に行くと

ルナさんは静かに眠っていて

キョウさんと他愛のない話をしていた。

いつもの夕刻だ。

 

父の誕生日だねーなんて話して、

仏壇の下にいるルナさんを見た。

 

動いていないようだった。

 

じっと見たが、

お腹が動いていない。

近寄ってみた。

暖かい。

でも体を触っても

 

動かない。

 

「死んでる… 」

 

キョウさんも来て、からだをさわってみた。

頭や体を撫でてみた。

顔を…

 

目が開いたままだった。

 

死んでるんだ。

え、いつ??

私たちが話しているのを聴きながら

意識が遠のくように、逝ってしまったのか?

 

瞼を閉じさせてあげたかったが、

もう動かない。

 

私とキョウさんで、毛布でくるんでやった。

開いた目がなんだかかわいそうで、怖くて、

お顔も包んだ。

少し涙ぐみながら、

キョウさんと2人でお礼をたくさん言って

苦しまなかったね、良かったねと言い合った。

 

午後7時半だ。

さあどうしたらいい?

ルナさん③

ルナさん15歳、オス。

9月28日の夜に迷子になり、

10月1日に保護された。

10月7日、ウチの子だとわかり、知らせをもらった。

それが夜勤明けの朝だったのだが、迎えに行くことにした。

 

飼い主確認の電話で、気になることを言われた。

 

お腹の横に怪我していますが、

前からですか?

 

いや、どこにも怪我なんてしていない。

 

目も耳も悪いから、どこかに引っ掛けたんだろうか。

 

動物指導センターは、自宅から車で二時間。

遠く感じた。

キョウさんと2人、

 

大雨の天気予報なのに雨が降らないね、とか

死んでると思ってたから奇跡が起きたね、とか

私の顔を見たら怒るだろうか、怒らないよ、喜んでくれるよとか

 

同じ話ばかりしていた。

動揺している。

いなくなったのも信じられなかったが

見つかったのも信じられなかった。

 

指導センターは、ちょっと山道を登った先にあった。

こんなところ?

と思ったら、

ペット霊園の文字が出てきた。

 

うわー、なんか嫌ね。。

 

その先に、動物指導センターがあった。

車を降りると、犬の鳴き声がたくさん聞こえた。これだから山の上にあるのか。

 

事務所に行くと、職員が5、6人、静かに仕事をしている。声をかけると、我々のことをみんな待っていたようだった。

小さな声で指示された若い男性が、

 

オペ室にいるそうです

 

と返事をした。

処置の最中なのか?

 

案内されると、処置台のある小さな部屋に、

沢山の犬猫がケージに入っていた。

でもみんな、静かだった。

みんな怪我や病気の子たちなのだ。

私たちを見ると、自分の飼い主じゃないのかと残念そうにしているようだった。

 

ルナさんは、処置台の足元に寝かされていた。

ぐったり寝たまま動かない。

声をかけ、頭を撫でてもぼんやりしている。

めやにが黄緑色に、目を塞いでいる。

抵抗力が落ちて、朝拭き取ってもすぐ出てくるそうだ。

キョウさんも声をかけて、体を撫でていた。

左の脇腹の毛が剃られていて、小さな穴から赤い膿が少し垂れていた。

 

膿瘤= のうりゅう といって、

傷が化膿して、皮膚の下でうみの袋ができてしまったらしい。

傷の中を生理食塩水で洗い流す処置をしてくれていた。

固形物は食べてくれなかったそうで、

毎日食べられるだけの流動食を食べさせてくれていたそうだ。

1週間世話になっていたのだが、

引き取りは一律5000円。安いと思う。

申し訳ない。ありがたい。

すぐに病院へ、と言われたが、水曜日は獣医が休みだ。明日行くことにした。

 

帰りの車で、キョウさんがルナさんの隣に座り、ずっと撫でていた。

ルナさんはキョウさんの手にあごを乗せてため息をついた。

信号で止まると、早く進めと言わんばかりに声を出したりした。

 

夜勤明けの私もだんだん疲れてきて、急に眠くなったものだから、

途中コンビニに寄った。

ルナさんは何度もぼやくように声を出していたが、許せよ。事故るわけにもいかん。

 

家に着いた。

毛布のハンモックで家の中まで運ぶと、

急に水をたくさん飲んだ。

そしてすぐに、一気に吐いてしまった。

それからは自分から飲んでくれなくなって

キョウさんは困っていたのだが、

ルナさんは少し眠った。

 

夜11時頃に遠吠えのような大声をあげた。

私がルナさんのところへ行くと、

キョウさんはルナさんの方を見ながら眠っていた。

もらった針のない注射器で犬歯の後ろから水を注ぐと、

舌を動かして飲んだ。

牛乳をあげてみたら、これも飲んだ。

 

この日はこれ以上食べずに寝てしまった。

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ルナさん②

ルナさんを待って4日、

帰ってきません。

 

「28日って、パパの月命日だったのよね」

 

キョウさんが言いました。

そんな日にいなくなったのか。

 

今まで飼ってきた歴代の犬たち。

死期を悟って姿をくらませた子もいました。

動物の本能で

死ぬところを人に見せないというのがあるようで

もしかして死にに行ったんだろうか。

 

でも直前まで散歩してたじゃん。

 

私が小学生の時に飼っていたポインター

フィラリアという病で弱っていった。

虫の息でもう逝くかなと思っていたら、

夜中に突然暴れて鎖をちぎって走り出し、

人の入れない笹藪に消えていった。

翌朝父が探しにいったら

藪の奥で丸まって死んでいたという。

実家の庭に連れ帰って埋めた。

 

ルナさんは死にに行ったのか?

半信半疑でいたが、28日に逃げたのならば

父が連れ出したのかもしれない。

 

諦めた矢先に

キョウさんの友達が

「ダメ元でも、市役所に届けてみなよ」

と、教えてくれた。

犬の予防接種などを知らせてくれるのが環境課だったので、

電話してみた。

 

「うちには保護届けは来ていないですね」

迷い犬を預かってるんですがっていうのを、

言ってるんですね。

そこで、他の場所にも聞きましたか?って言われたんですよ。

 

何も知らなかった!

犬を見つけたら、

 

自宅で保護して市役所に連絡するか、

捕まえて欲しかったら市役所か警察経由で動物指導センターに捕まえてもらうか、

交通事故なんかで死んでいたら警察に届ける。

 

犬がいなくなったら、

市役所と

警察と、

動物指導センターに届けて、

見つかったら教えてもらう!

 

知らなかったー!

今まで脱走して見つからないと思っていた子達よ、ごめんよ!

近所に聞いて電柱に写真貼るくらいしか思いつかなかったのよ!

 

警察に電話したら、

遺失物届け出すかって聞かれた。

遺失物なのね。

そしたら

動物指導センターにいるかもしれませんって言われた。

ホームページ見てくださいって言われたんだが

私も鬱だったので

ホームページで電話番号だけ調べて

動物指導センターに電話した。

 

首輪は無いが、

片耳が垂れていて足も悪くて、目も耳も悪い。

そんな子は今のところ届いてませんね。。

 

届けだけ出して、

ダメ元だものと言い聞かせた。

 

夜勤明けの10月7日、

指導センターから電話が来た。

 

10月1日に保護した犬の、第3号の写真がおたくの犬じゃありませんか?

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いた!

ルナさん①

ルナさんは15歳。

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うちで生まれた時は三匹で飼っていたので、

若い頃は遠慮しがちな子でしたが

10年くらい前からは一匹で飼っております。

甘えん坊なのにひねくれ者なので

挨拶には来るけど

抱っこさせてくれません。

体毛の抜けたのを取ろうとすると怒りますが

掃除機で吸われるのは好きです。

 

そんなルナさんはてんかん持ちで

予防接種は免除。

15歳になって発作も何度か繰り返して、

時々こけるようになりました。

それでも散歩には行きたいらしく

なるべく連れ出しておりましたが

 

9月28日

散歩終盤、家の前で何故か突然

首輪が外れました。

そのまま歩いていくルナさん。

目が悪いせいか、

家の前を素通りしてしまったので、

おいっ、と手を伸ばしたら、

走り出した。。。

 

とっ、とっ、とっ、とっ、

 

あまり追いかけると

もっと遠くへ行ってしまうので

家で待つことにしたが

 

そのまま寒い夜。

 

消息がわかったのは10月7日でした。

夜は寝た方がいいですよ。

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ウォーキングのために

アプリを使って、30分ほど

普通歩き→早歩き→普通歩き、、

みたいなことをやっていましたが

 

ある日我が家の老犬が脱走しまして

犬のお散歩再開。

 

この子はてんかん持ちで、かなりのご高齢なので

痙攣したりびっこひいたりするんですが

家の中だけにいると

爪が伸びるし、運動不足でイライラするのか、

夜中も歩き回ったりしていました。

外でぶっ倒れるんじゃないかと思っていたけど、

連れ出してみたら

時々こけながらもぐいぐい歩いてるし、

外で便してくれるし

何より夜中起きないんだそうで。

 

夜はキョウさんが

トイレだと言われれば窓を開けたりしていたのでね。

 

犬が起きなければキョウさんも起きなくて済むし

キョウさんの夜のトイレも減ったらしく

 

やってみたらいいことづくめだったわ。

 

夜勤の日は午後の日のあるうちに歩くのですが

この猛暑ではアスファルト鉄板焼きだからねー、辛そう。。

 

梅雨が明けましたね。