母と私の日記

今年81の母と、もうすぐ50の私は二人で暮らしています。

テレビの話。

キョウさんとテレビを見ていた。

 

昔電球は、電力会社からのレンタルだった、という話をテレビでやっていて、

 

「子供の頃、

電球って綺麗でね、、

フィラメントの根本もガラスで、

電球の中に見えてるのが、なんか面白い形でね」

 

普通どうしますか。

きれいだなと思ったら。

 

キョウさんは、

取り出したかった。。。

 

「外に、切れた電球が捨てられててね。

石でコツン、コツン、

 

ってやってもなかなか割れないの。

コツン、コツン、

あんまり割れないから、

下に置いて思いっきりやったのよ。

 

バーン!って音がして

全部粉々!!

あはははは!」

 

いやいやいやいや、、

 

笑い事やないで!

よく怪我しなかったね!

 

それは子供時代ね。

 

キョウさんはもっと怖いことしています。

 

父の社宅に新婚時代住んでいました。

 

東村山の一戸建てに住んでいた時の話だと思いますが

テレビを買い替えたんですね。。

 

ね、嫌な予感するでしょ?

 

当時のテレビって

昭和40年代ね。

 

家具調テレビって言って

ブラウン管を木で覆ったものでしたから

キョウさん燃えるゴミだと思ったそうです。

 

あの頃は燃えるゴミって、

自治体に出すって発想がなくて

みんな自宅で燃やしてました。。

 

ドラム缶で紙ゴミとか

枯れ木燃やしていて、

火力が強くなったんで

テレビを持ち上げてよっこいしょ。。

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燃え盛るドラム缶に、

家具調テレビが斜めに刺さってるわけです。

 

怖いでしょ?

 

家具調の、木の部分に火がつくのが遅かったんで、

放置して家に入ったんです。

 

すごいでしょ?

 

で、

 

ぱちぱち。。

木が燃え始めました。

 

それでも家から出てこない。

 

お隣の奥さんが家まで駆け込んできた。

「奥さん大変!おたくのドラム缶に

テレビが入って燃えてるわよ!」

 

「だって、入れたもの。」

 

テレビって燃やしちゃいけないって

知らなかったのよー あはは!

 

幸い、

爆発する前に取り出したらしいのですが

「一回くらいドーンって言ったかなあ。」

 

いやいや、

爆発したとしたら、ただじゃ済まなかったと思うよ?!

 

いやー、

 

キョウさん生きてて良かったねー!