母と私の日記

今年81の母と、もうすぐ50の私は二人で暮らしています。

自分子守☆(じぶんこもり)

多趣味なキョウさんだが

写真を撮ってます。

私が小学校三年くらいの時から

地元の写真クラブに入っていて

地元の市役所の文化祭で賞をとり、

三轍会でも賞を取り、

フォトコンテストという雑誌に載ったり

日本カメラという雑誌に載ったり

してました。

 

そこそこ、うまいほうだとおもいます。。

 

プロなのかと聞くと

プロじゃないといいます。

 

そもそもプロってなんだろう。

キョウさんに聞いたら、

「自分でプロって言えばいいんじゃない?」

じゃあ言ったら?

「いやだ」

 

キョウさんは

ステイタスで写真を撮ってるわけじゃないんですね。

トロフィーとかもたくさんあったけど捨てちゃったし。

過去の写真も、ネガを撮っておいたらカビたりして

保存も大変だから捨てるって。

 

個人的には

売ればいいのにと思うわけですよ。

 

写真って、

今データで売れるじゃないですか。

 

でもそういうのも

面倒くさいと言って

やりたがりません。

 

過去にも

歯科医の奥様から

雑誌に載った写真を

お金を払うから欲しいと言われたのに

ごまかして

差し上げなかったとか

写真展で写真が欲しいと言われて渡したら

二万円くれたので

お酒を買ってお返ししたとか。

 

ファンいるんじゃんね。

 

だけどなんか

お金もらうのって抵抗があるんだって。

 

今の時代なら

ネットで軽くお金稼げるネタなのに。

 

キョウさんは

自分の好きな写真撮れればいいんだって。

 

でっかいところで発表したいとも思わないし

人に注文された写真を撮る気もない。

 

写真クラブ自体、今は若い人はいなくて

老人クラブのようだと言います。

 

インスタで、自分のスマホでいい写真が撮れちゃう時代ですから

写真クラブなんかで集まる意味がないみたいです。

母のいる写真クラブでさえ、今はデジカメが主流で

昔のフィルムカメラの一眼レフなんぞ

使っている人はいないらしいです。

 

みんな自分子守してるのよ

 

年を取っていきながら

どうしたら楽しく今日を過ごせるか

 

キョウさんは

今日も楽しく庭をいじって

家の中を飾って

天気を見て洗濯して

最近心臓の音が気にならないなあと

コーヒーを飲んでおります

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